契約の儀

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《我、異界との道を示すもの、契約を望む者。我の求めに応じて姿を表せ契約召喚》 疾風の前の魔法陣が虹色に輝いた。 光が収まりそこにいたのは18人の人影だった。 《私は再生の神。あなたは本当なら世界神様と契約を結ぶ筈だったのだけど、世界神様は忙しいから変わりに私達が契約を結ぶわ。》 《俺は7大天使ミカエル。位は熾天使、天使長にて戦いの天使だ。》 銀髪の髪が長く三つ編みにして肩にかけている。背中には6枚の純白の翼が生えていた。 《私は7大天使のガブリエル。位は智天使、楽園エデンの番人です。宜しく》 髪の毛は鶯色でボブヘアー、腕に厚い本を持っていて、天使たちの中でただ一人の女性だ。 《僕ですね。僕は治療と旅人の守護者、7大天使が1人ラファエルです。傷の治療ならお任せください。》 水色のセミロングの髪、眼鏡を掛け、腰には薬の瓶を下げている。 中性的で、優しげな目をした天使だ。
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