契約の儀

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ネロが話を変えた所でようやく王と王妃は動き出した。 「そうじゃな。ハヤテが余りに凄くて忘れとった。」 「次は何だ?」 疾風は首を傾げて尋ねた。 「次は魔武器作成だ。」 ネロが疾風に話し出した。 「魔武器は文字通り魔力で作られた武器でな、この世でたった一つのお前だけの武器のことだ。」 ネロの説明によると今から渡す石に自分の魔力を流し込んで作るもので、魔力の質と強さが大切なのだと言う。 「これに魔力を流すんだな。」 「ああ、因みに俺の魔武器は二つある後で見せてやるからな。」
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