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「その見習い可哀想だな。」
「ええ、トラウマになるでしょうね。」
王と王妃が小さな声でぼそりと呟く。
「今から訓練所まで行くぞ。」
またネロを先頭に城の長い廊下を歩いていく。
「久しぶりの対人戦加減出来かな?」
ネロが恐ろしい言葉を放ったが誰も聞くことはなく、ネロは訓練所の戸を開いた。
「お、おいあれ騎士団長じゃねーか?」
「やべー久しぶり過ぎる。じ、地獄になるぞ。」
「今日の犠牲は誰になるんだ?」
ネロが歩く度にネロの周りに小さな円ができていく。
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