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「見習い騎士、前に出よ!」
ネロの言葉に何人かが円から出てきた。
「今日は私直々に訓練を付ける有り難く思え。
今日訓練を付ける人数は2人、1人には長年行方不明だった王子の相手をしてもらう。
我こそはと思うもの前に進み出よ!」
騎士たちは顔を見合わせながら2人を決めて後の騎士は一歩下がった。
「お前は王子の相手をして差し上げろ。」
「かしこまりました。王子の相手という名誉しかとお受けします。」
騎士は疾風の前に立って一度お辞儀をした。
「お前は私の相手だ。宜しくな。」
「有り難き幸せ」
ネロの前にいた騎士も一度お辞儀をした。
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