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騎士は必死に弾を避けていく。
騎士の手にあったはずの双剣はネロの後ろに刺さったままだ。
おそらくネロにつっこんだ後、ネロに弾かれてしまったのだろう。
「ヒャハハ、愉快、愉快。」
ネロは相変わらず遊ぶように舞いながら銃弾を騎士見習いギリギリに打ち込む。
すでに騎士見習いは半泣き状態になっていた。
「そろそろ飽きてきたな。よしフィニッシュといくか。」
騎士見習いはほっとした顔をしたが、周りで見ていた騎士は少し顔色が青くなっている。
「花乱舞!幻桜眠蘭の銃舞。」
桃色の花びらがネロを隠し蘭の花が騎士見習いの前に現れた。
騎士はその場で眠ってしまい、そんな騎士を桜の花びらが覆うと騎士はうなされていた。
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