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ネロは騎士見習いを投げ渡し銃をまた小さくすると息を吐いた。
「あー良い運動になりましたね。」
銃を放したネロは何時ものネロに戻っていた。
「どうなってんだ?」
疾風の言葉に王と王妃は苦笑いしながら話した。
「ネロは武器を持つと性格が変わるんだ。」
「銃は鬼畜な性格だったはずよ。」
王と話していた疾風だったが、対戦相手が円の中央に向かったので、慌てて疾風も円の中央に行った。
「始めまして、王子。」
向きあった騎士がゆっくり武器を構え挨拶をした。
「宜しくな。始まるぞ」
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