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疾風が相手の懐に入るとステッキを突くようにした。
が、ナイフを集めて軽い盾にされ防がれる。
疾風は笑いながら後ろに下がり距離を取った。
騎士見習いは不思議に思いながら、ナイフで攻撃をしょうとした。
「な!か、体が動かない?」
騎士見習いは慌てているが、やはり動きが鈍くなっていた。
「この森羅の能力だ。ま、これはほんの一つの能力に過ぎないがな。」
結局騎士見習いは悔しそうにしながら降参した。
周りで見ていた騎士や王と王妃は喜びの声をあげた。
「ハヤテ様やりますね。最後の勝負は私とですよ。」
騒ぎが小さくなるとネロが進み出てきた。
「その森羅はステッキというよりロッドですね。」
ネロは腰の鎖から鎌の形のストラップを取った。
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