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泪「っ……」
いけない――――
また………
泪「……忘れたいのに」
舞「なにがぁ?」
泪「!!…舞花さん…」
舞「もーまた壁をこんなにしちゃってぇ」
あ……
また壊しちゃってる
泪「…すんません」
舞「ぜーんぜん♪また彪磨くんに直させばいいしね♪」
泪「……」
舞「だけど……1人で溜め込むのはやめときなさいよ」
泪「!……はい…」
流石お母さんだな……
元レディースっていうのもあるから、鋭い。
隠し事は出来ないか―――――――
舞「あ!!!忘れてた忘れてた!はい!これカツラね」
泪「ありがとうございます」
そういって渡されたカツラは、明るめの蜂蜜色の髪色のカツラだった
泪「…と…これ何すか?」
さっきカツラを渡される時に、紙袋も舞花さんは渡してきた。
舞「それはねー制服だよ」
泪「…制服?」
舞「そ!彪磨くんの会社の取引先の会社の社長が理事長してる学校の制服だよ!」
あぁ…
泪「男子用の制服?」
舞「そうそう!ちょっとカツラも着けて制服も着てみなよ!」
泪「……ん」
そういって私は着替える為にまた、自分の部屋に向かった
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