Story1

7/9
前へ
/279ページ
次へ
泪「嫌。」 マジで嫌だし。めんどいし、だりぃし、勉強嫌だし、先公うぜぇし。 しかも大学を卒業してるって言ってんだろーが 彪「そこをなんとか!」 泪「嫌。」 彪「お願いします!!」 泪「嫌っつってんだろ」 なんだよこのウザい生き物 あ……てか 泪「なんで高校なんて行かなきゃなんないわけ?理由は?」 ほんとに、高校なんて私には行く必要がないし、その事は勿論、彪磨も知っている。 彪「……あのね?うちの会社の取引先の会社の社長はね、高校の理事長もやってるんだって」 泪「うん」 彪「でね、その高校は男子校なんだけど………飽きたんだって」 泪「……は!?」 飽きた?自分の学校に? 彪「でーその社長は“花が無い!”って言ってたんだよ」 ……花? 彪「で、その……僕の娘の泪にね、入って欲しいんだって」 ……はいはい、段々話が読めてきたぞ? 泪「……で、私を売ったと。」 彪「違う違う違う!!売ったていうか、うちの会社が有利になるんだ。その人の会社がうちの会社の下についてくれるって。ほら、下についてもらうと此方も色々とやりやすいんだよ」 泪「……うん、話は分かった。だけどなんで私が男子校?顔はあんまり見せたくないんだけど」 ……他人には、私が総長をしている時見られた事があるかもしれないし。 ばれたら後から大変じゃん? .
/279ページ

最初のコメントを投稿しよう!

897人が本棚に入れています
本棚に追加