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泪「嫌。」
マジで嫌だし。めんどいし、だりぃし、勉強嫌だし、先公うぜぇし。
しかも大学を卒業してるって言ってんだろーが
彪「そこをなんとか!」
泪「嫌。」
彪「お願いします!!」
泪「嫌っつってんだろ」
なんだよこのウザい生き物
あ……てか
泪「なんで高校なんて行かなきゃなんないわけ?理由は?」
ほんとに、高校なんて私には行く必要がないし、その事は勿論、彪磨も知っている。
彪「……あのね?うちの会社の取引先の会社の社長はね、高校の理事長もやってるんだって」
泪「うん」
彪「でね、その高校は男子校なんだけど………飽きたんだって」
泪「……は!?」
飽きた?自分の学校に?
彪「でーその社長は“花が無い!”って言ってたんだよ」
……花?
彪「で、その……僕の娘の泪にね、入って欲しいんだって」
……はいはい、段々話が読めてきたぞ?
泪「……で、私を売ったと。」
彪「違う違う違う!!売ったていうか、うちの会社が有利になるんだ。その人の会社がうちの会社の下についてくれるって。ほら、下についてもらうと此方も色々とやりやすいんだよ」
泪「……うん、話は分かった。だけどなんで私が男子校?顔はあんまり見せたくないんだけど」
……他人には、私が総長をしている時見られた事があるかもしれないし。
ばれたら後から大変じゃん?
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