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「だって法律が及ばないんだよ?殺されるかも知れない…。殺人犯が混ざってるかも知れない…。」
城所は興奮しながら話し続ける
「食べ物だって、いずれ無くなるんだよ?そうなったら、他人を殺してでも…って!」
「うっさいな!わかってんすよ、そんなこと…。だから仲間が必要なんじゃないっすか!」
陽一は顔を真っ赤にして叫んだ。
まわりにいた人間が陽一を一斉に見る
(まずいな…。目立つのはよくない…。俺にまで迷惑がかかるだろ…)
「えーと、城所さんでしたか…?逃げるのは無理ですよ…。体育館で金髪男が殺されたの見たでしょ?あいつらは本気です。それなら、与えられたルールの中で生き残ることを考えた方がいい…」
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