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「あ、これも」
優子は鞄をゴソゴソ探り、何かを掴んでかおりに渡した。
『これはなんだ……』
「キーホルダーですけど何か」
『なんでうん――』
「違うし!ソフトクリームだし。小学生の時に作ったやつなの」
優子は心外だ!とばかりに頬をわざとらしく膨らませてみせた。
『そっかー、こんどソフトクリーム奢るね?』
そんなかおりの返しに優子は膨らまた頬をブッと吹き出し、かおりがキーホルダーを箱につめるのを見届けた。
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