4人が本棚に入れています
本棚に追加
『じゃ、あたし部活あるから行くね。優子ちゃんはどうする?』
「あー、今日ばあちゃんに会いに行くから休む」
『そっか、じゃあ明日ね』
「うん、またね」
優子はかおりと軽くあいさつを済ませた後、優子の祖母のいる場所へ向かった。
「ばあちゃん、久しぶり」
優子は線香をあげると、祖母の眠る墓石に向かってそう投げかけた。
優子の祖母は昨年、亡くなったばかりだった。
優子にとって祖母は一番優子をわかってくれる存在で、そんな祖母が優子は大好きだったのだ。
最初のコメントを投稿しよう!