少女

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少女は、生きる事なんてつまらないと考えていた。 少女は地元の『森大和中学校』という所に通っているが、生きる目的が見いだせず、ダラダラと過ごしていた。 と言っても、自殺願望があるわけではない。 痛い思いや苦しい思いは御免なのだ。 毎日、朝になると少女の母親が起きなさいとお起しに来る。 それも少女は煩わしく感じている。
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