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――闇の中で瞳を開けて。
何て無意味な事だと自分を笑う。
この暗闇は何処まで続いているのか……。
此処から早く出して欲しいと願えば願う程虚しく。
いつしか足掻く事さえ止めた。
神様が助けてくれると言うのならば。
その神様の為に死ぬまで祈り続けてやってもいい。
悪魔が助けに来たっていい。
体の一部でも何でもくれてやる。
とにかく出してくれた奴に死ぬまでついていく。
そう決めた。
――そして。
この世界が壊れる事を強く、願った。
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