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……
『ごめんね…。夢中だったから、ゴム着けれなかった。』
『大丈夫だよ…。今日は安全な日だから…。謝らないで。安い女と同じにされたくない』
その日だけだと思っていたのに、女のプライドなのか
愛情の無い
性欲処理だけの女扱いされたくなくて、思わず口にしてしまった
『違う!そうじゃない!もし、出来てても俺はこの手に毎日抱けないし…。もし下ろす事になったら、お前の体を傷つけるから…。俺の知らない所で俺のせいで…。俺の一方的な想いのせいで…。』
彼の優しさや温かさは解っていた
解っていたから
この後も関係を持ち続けてしまった
この夜限りの筈だったのに…。
『うん…。ありがとう…。』
『それは俺のセリフだよ…。どれだけ俺が今幸せか解らないだろ?』
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