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重ねた唇は貪るように
互いの舌を絡めて吸い上げる
合わせるように、彼の指先は私の女を刺激する
外れた理性が私の感度を高めていくかのように
彼の指だけで今までに無い気持ち良さを味わっていた
指だけでは無い
舌先で愛撫される私の体は
よく官能小説等で使われる『電流が走るような刺激』を
彼とのセックスから覚えてしまった…。
これは『背徳』から来るものなのか
それとも、今まで私が『満足』だと思っていた快楽が偽物だったのか
ただ、解るのは
『快楽の味』と言うものを、旦那ではない他の男性で知ってしまった事だ
知ってしまったら戻れない。
蜜の味は毒の味でもあった
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