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だからと言って、何かをするような事は出来なかったし
彼もしようとはしなかった
私に子供がいたから…。
彼は子供が凄く好きだ
子供を欲しがっていたが、彼の奥さんが子供嫌いで作るのを拒んでいた
子供を好きな彼は
『お前の子供を見てたら、どれだけ旦那さんとお前の間で子供が幸せか解る。だから、子供が不幸になることは決してしたくない。だけど、お前は諦められない。都合の良い事だけど…』
彼の言葉に私も納得していた。
私も、子供を愛している旦那を解っている。
私の勝手な気持ちで、旦那だけでなく子供まで傷つける覚悟がしっかり持てなかった。
互いに互いの伴侶を裏切っている
これ以上傷つける事は、ムシが好すぎるけどしたくない
だけど、互いの心と体は互いに独占していたい
私達はこうして週に一度は必ず会っていた
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