2年時

52/63
前へ
/204ページ
次へ
(寺田)ここか。ホンマ遠いな。 (和人)なんだ?うちに何か用か? (寺田)お前ちゃうわ。花井光って男おるやろ? (和人)あ~花井に用か。ちょっと待ってな。 (鶴見)ホンマにいいんか?顔傷だらけになるで。 (寺田)覚悟の上や。それくらい苦戦するタイマンなら歓迎やで。 (光)お前…チッしつこいやつだな。 (寺田)いや~どんなかっこいいやつでもすごいいい女に出会えたら追いたくなるやろ?それと同じや。お前に会いたくてしゃあなかったわ。 (光)悪いがお前じゃ俺に傷はつけれねえぜ。 (寺田)いうな~ホンマにどっちが強いか試してみよか! ………………… (鮫島)…花井、俺はもうここと去らばだ。最後にすごい喧嘩見せてもらうぜ。 (光)…。 (寺田)…オラー!! ………………… (年)っでどうだったって? (伏見)…身体中傷だらけやったわ。 (年)まあ勝負は見えてたけどな。 (伏見)あいつも初めてタイマンで負けた言うてたしやっぱり花井光ってやつはすごいやつなんやな。 (年)俺がやった時はそこまで差は感じなかったが…今ではかなりの差をつけられたな。あいつどこで鍛えてんだろ。おっ雪だぜ。 ………………… 雪が舞う12月の下旬。光達は冬休みと入っていった。
/204ページ

最初のコメントを投稿しよう!

72人が本棚に入れています
本棚に追加