2年時

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(好貴)もうすぐ3年は卒業だぜ。顔出さなくていいのか? (光)鮫島さんには挨拶にいかねえとな。あっ倉敷さんだぜ。こんにちは! (倉敷)おお。 (光)もうすぐ卒業ッスね。 (倉敷)ああ時がすぎるのは早いな。 (光)最近鮫島さん見ないですね。 (倉敷)あいつは辞めたぜ。 (光)まぢっすか? (倉敷)就職決まって先月から働いてる。俺は卒業するけどな。だが、あいつこの前仕事中にボコボコにされたそうだ。 (和人)まさか!鮫島さんはどこで働いてるんすか? (倉敷)室岸市だ。誰にやられたはわからんが鼻、足が骨折、完治するまで2ヶ月はかかるそうだ。俺も就職だからな関わるなとは言われてるが聞く話によればその街の2年坊主にやられたそうだ。 (和人)…。 (倉敷)ま、俺らの街は関係ねえよ。室岸市もかなりたちの悪い街だけどよ、だいぶ離れてるしな。じゃあな。 (光)鮫島さんがやられたってよっぽどだな。室岸市ってどこにあるんだ? (和人)ここから電車で1時間半ぐらいだぜ。けっこう遠いわ。花井お前は関わるなよ?鮫島さんが重傷なんだ。お前も… (光)ああ何もしねえよ。だが最後にお礼言いたくてな。上の人も卒業か… …………………… 3年がもうすぐ卒業、光達も上級生になる中今まで目立つ事がなかった1年坊主がぎらついていた。 (星加)驚いた。 (軍)…。 (星加)かく学校やチームの1年が偶然出会うとわな! 強烈な脇役が火花を出していた!
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