3章

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走ること1分、学園の中に入ることが出来た。 さらに歩くこと1分、教室にたどり着くことが出来た。 颯(廊下を走らないっていう決まりをまもったんだな) 等と考えていると、ガラッとドアが開く。 どうやら先生が来たようだ。 ルドア「みんな席に座れ」 その一言で生徒は皆席に座る。 ルドアは教室を見渡していると、誰も座っていない席が1つあることに気づく。 ルドア「ん?リリィはまたサボりか。召喚の時はいたんだがな」 また、ということはこれまでに何度もサボっているということだ。 ルドア「特別特待生だから何も言わんがな」 特待生は聞いたことがあるが、特別特待生というのは聞いたことがない。 ただなんとなく、特待生の中でも何かが特別なのだろう、ということだけはわかる。 その何かはわからないが、十中八九実力だろう、と結論をつけた。
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