3章

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コリン「学園長は、その学園で一番強い人しかなれないし、実力主義だから勉強があまり出来なくても大丈夫なの」 コリンが横から補足してくれる。 ライト「そう。もし、学園長が亡くなっていて、学園長がいない場合は、大会の優勝者が学園長になるんだよ」 コリン「基本的に始まりの合図さえ守れば、後はなんでもありの戦いになるかな?」 ライト「そうだね。でも、例え合図を守らなくても、基本的に学園長には勝てないけどね」 颯「何で?」 コリン「学園長は、特別特待生を除く、その都市に住む全員を敵にまわしても、勝てるような人だから」 ライト「特別特待生も学園長を除けば、同じようなことが出来るんだよ」 颯「なるほど」 ライト「そして!」 バンッと机を強く叩く。 リーシェンはビクッと反応する。 ライト「リーシェンこそが、この学園に2人しかいない特別特待生の1人なのだ!」 なんとなく予想は出来ていたが、それでも驚きはある。
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