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そのコンボに、うっと一歩後ろへ下がってしまう。
だが颯にもプライドというものがある。
だがしかし!
颯(こんな少女を泣かせるかもしれないのに、プライドが必要なのか?大事なのか?
断じて否!そんなプライドに、価値なんてあるわけがない!)
颯はプライドを捨てることを決めた!
ゆっくりとリーシェンの右手に自分の右手を重ねる。
パッと表情が明るくなる。
喜んでくれるのは嬉しいのだが、心の中は複雑だ。
颯「そう言えば授業はもうないのか?」
リーシェン「今日から……2週間は……午前中授業……だよ」
颯「午後は使い魔との時間にするのか?」
リーシェン「うん……そうだよ」
それで会話は途切れた。
颯の名誉のために、後にどんな命令を下されたかは記述しないでおく。
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