23章

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そして、できあがったカレーをみんなに均等に注ぎ分ける。 カレーの量が1人だけ多いような気がするのは、気にしてはいけない。 少食の人たちの分をもらったら、必然的に山盛りになっただけだ。 そして、その1人はいわずともわかるだろう。 颯「では、いただきます」 いただきまーす、という声のもと、みんなは一斉に食べ始めた。 ライト「……美味しい」 コリン「ほんとだ!」 リーシェン「みん……なで作ったか……らね」 メーリン「そうですね」 仲良く話す4人に対して リリィ「……」 ガツガツと、飲むようにカレーを必死に食べていた。 颯「ははは」 その姿を傍らで見ていた颯が苦笑い。 こういう日常も悪くないと思った。 それから30分が経つと食事が終わり、皿洗いをしていた。 颯「そういや、この後はどうするんだ?」 メーリン「ログハウスを建てるんだと思います。ここにはログハウスがありませんし」
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