23章

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外側を造るには、多量の木が必要になる。 それらをいちいち斬っていっては時間がかかってしまう。 しかし、そんなときは 颯「メーリン」 メーリン「え?ああ、なるほど。わかりました」 理不尽をおこしてしまうメーリンの能力『≠』が役にたつ。 颯(これで辺りの木々を斬り分けられるな) そう思っていた。 だがしかし、メーリンはさらにその先をいく! ズガンッと、目の前にログハウスが降ってきた。 颯「あれ?苦労して造ってたはずなんだけど」 メーリン「だって、面倒でしょ?」 それはそうなんだが、さきほどまでの生徒たちのテンションが下がっていた。 まさに理不尽。 理不尽をおこせる能力は格が違った。 颯「風呂はどうする?」 リーシェン「それは私がやる」 大きな温泉がある旅館が、一瞬でできあがった。
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