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待ちに待った2年生の春。
この日は、自分と一生涯を過ごすことになる使い魔を召喚する日である。
生徒たちは1人ずつ使い魔を召喚を行っている。
そして、自分と仲の良い友人2人は既に召喚を終えていた。
先生「もう全員召喚を終えたか?」
回りは生徒と使い魔だらけ。
生徒たちは自分たちのタイミングで召喚を行っているので、正直、声に出して確認するしかない。
???「えーと……私がまだ……です」
先生「そうか。頑張れよ!」
魔方陣の前まで歩み寄る。
バクバクと心臓の鼓動が高鳴る。
回りの声は一切聞こえない。
ただ静かに心に浮かんだ呪文を唱える。
???「我は天を統べるもの。我は天を統べるべきもの。我が天の声に、力に応え、姿を表せ」
瞬間、膨大な量の魔力が渦巻く。
まるで台風のように魔力が集束する。
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