序章 その2

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そして、カッと眩い光を放つと魔力の台風は消え、かわりに1人の男性が現れた。 あまりの事態に頭が混乱する。 こんな状況は初めてなので、回りにいる生徒も何やら騒がしい。 どうしよう?どうしよう?と悩んでいると 颯「俺の名前は颯。音無 颯だ。君は?」 自分の召喚した男性が名のってきた。 自分も名前を言うため、混乱していた頭を落ち着かせる。 最後に深呼吸をし リーシェン「リーシェン……です。私は……リーシェン・トリステン・アレルイン」 これがリーシェンと颯の出会いであり、後に歴史上最強とまで言われる魔法使いとその使い魔の出会いであった。 物語は少しずつ、だけど確実に進んでいた。 だがこれは始まりにすぎない。 これから先、どうなっていくのかは神のみぞ知る。
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