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リーシェン「ごめんなさい!」
自己紹介を終えた途端、リーシェンと名のった少女は頭を下げてそう言った。
颯「えーと、それは何に対して?」
リーシェン「私が……あなたを……召喚してしまったこと……についてです」
颯「召喚?というこは使い魔の召喚か?」
リーシェン「はい。その通り……です」
少し颯は考える。
もしそれが本当なら、このリーシェンという少女はとてつもなく強い力を持つことになる。
何故なら、使い魔とは自分と同じような力、実力を持つからだ。
だが、その力はリーシェンからは感じとれない。
力を抑えているのだろうか?とも思ったが、全身が隙だらけなのでそれはないはずだと否定した。
とりあえず、次の質問をすることにした。
颯「ここは何処だ?」
リーシェン「ここは……【アルトマカ】……です」
颯「【アルトマカ】?」
そんなところは初めて聞いた。
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