学校と云う地獄

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小学校『一年生』 葉琉の思考回路は…他と違う。 そう気づいたのは、葉琉が俺に話した時だった。 葉琉『ねぇ…燈琉弥…』 俺『んー?』 葉琉『勉強って何?何で黒板に向かうの?何でアレが必要なの?』 俺『…何でって…』 この時も、答えられなかった。 “当たり前”に起きてた日常は、葉琉にとって受け入れ難い“不安”でしか無かったんだ、って。 でも、この時から葉琉には“仮面の顔”が出来上がってた。 それは、母親の前や学校での顔。 俺の前では無かったけど(笑)
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