ディアレスト メモリー

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僕達にも 旅立つときが 来た 今まで 過ごした場所 今日でお別れ 机の落書き 傷だらけの校舎の壁 全て 心のアルバムの中にある メモリー 悩んでいて 泣いてたとき 手をそっと 差し伸べてくれた 僕は いつも君に 助けられて 生きてきた 気がする 今、僕達は 翼を広げ 未来の扉へ 羽ばたいて行くから 今まで 側にいた 君とはもう 逢えなくなるのかな? 「さよなら」は 言いたくないから 「ありがとう」 旅立ちには 別れることだけじゃない 出逢いという 言葉に 変わっていく筈さ 騒がしい教室 鳴り響くチャイムの音 どれも 心のアルバムの中にあるメロディー 悲しい日も 楽しい日も 君はいつも 側に居てくれた 僕は 君に 何もしてあげられてなかった 気がする かけがえのない 思い出 蘇る いつしか 未来で語る メッセージになるだろう さよなら するけれど いつ逢えるか わからないけれど 君とは どこに居ても ずっと 友達さ 悩んでいて 泣いてた君 手をそっと 差し伸べた僕 これが 最初で最後 君を助けたこと かけがえのない 君が手を振ってる 大きく なったときに また 逢えると信じてる 今、僕達は 羽根を広げ 夢への 道を歩み始めているよ いつかまた 逢えるから 離れてても 友達だから 君のことは ずっと忘れないでしょう 「さよなら」を言う変わりに 言うから 「ありがとう」 .
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