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-ﾊﾟﾁ
『ん』
目を開けると…
「起きたか？」
知らない男の人。
変な格好。
『だ､誰？私に何をするつもり？』
「おい！お前命の恩人にそんな口を聞いていいと思っているのか！」
ﾋﾞｸｯ
『命の…恩人？』
「そうだ。道に倒れていたお前をこの俺が助けてやったのだ」
『ありがとう…ございます。』
「ん。で､お前の名は？」
『永瀬 美桜です。
美しい桜と書きます。』
「俺の名は､榊 響(ｻｶｷ ｷｮｳ)だ。響と呼べ。」
この声にはなぜか逆らえない。
『分かりました』
「その話し方やめろ」
『わかり…分かった。』
うーん。
よく見るとカッコいいなぁ。
黒い髪は後ろで結んでいて
ブラウンの瞳…
整った顔･甘く低い声
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