88人が本棚に入れています
本棚に追加
/360ページ
-パチ
心配そうな響の顔…
-ガバ
『ごめん』
「この俺を心配させやがって!…なぜいきなり倒れたのだ?」
言っていいのかな?
『あのぉ、今から言うこと信じてもらえないかもしれないんだけど聞いて…』
それから私は
妖怪・幽霊が見えることも、そして自分はこの時代より後から来たということも、すべて話した。
響はちゃんと聞いてくれた。
少し驚いていたけど。
「ではこの時代の者ではないのだな?」
ためらいながら私は頷いた。
「なるほどな。なんとなく…そんな感じがする。」
えっ!?
「変な格好をしておるしな。
これからどうするつもりなのだ?」
ど、どうしよぉ!
最初のコメントを投稿しよう!