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静かな住宅街の駐車場。
こないだの出来事から数日、俺達はやっと目的地にたどり着いた。
何日かは車で過ごしていたし、旅の疲れがたまってきて体が重い気がする。
着いたのは午前6時。
車を降りると新鮮な空気が迎え入れてくれる。
周りは朝早いせいなのか人気がなく、静寂に包まれている。
朝の独特の雰囲気に、気持ちがいい気分になっていた。
フェルは降りるとぐーっとのびをしている。
それを見て、俺も体を伸ばすことに。
目的の場所は大きな街から離れた場所にあり、緑に囲まれた住宅街だった。
だからか、空気がおいしい。
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