~第一章~

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ちなみにエースの鈴木は少年野球のときのスバルの後輩であり、弟の先輩である 「鈴木さんに誘われてるんだよ。一緒に甲子園制覇しようって、だから黒高にしようかなって」 「まあ、いいんじゃないか。甲子園にいけるかは知らないけど、可能性は高いだろうからな」 スバルはテレビがCMに移行したところで、トイレに行くために立ち上がりながら、そう言った 「そうか、兄貴に賛成してもらえて良かったよ」 弟が本当に嬉しそうだった スバルは「よかったな」と言って、出来るだけだるそうに部屋を出た
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