~第一章~

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翌朝、スバルは学校へ行くため、急いで制服に着替えていた 「スバル~、朝ごはん食べないの~?」 下の階で母親が叫んでいるが 「そんな時間ねぇんだよ!」 と乱暴に叫んで、スバルは鞄に教科書を突っ込んで部屋を出た ちなみに、スバルの鞄に教科書は2冊しか入っていない ほとんどの教科書は教室の机の中にあるからである スバルは、台所に置いてある弁当を持って、走りながら家を出た 慌ただしいがこれが毎朝の恒例だ ほぼ帰宅部なのにわりと体力があるのは 毎朝のこのランニングが大きな要因なのかもしれない
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