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マンガやゲームのかわいい彼女ならば。
朝、毎日俺を起こしにきてくれたり玄関先まで迎えにきてくれるようなものなのだろう。
そんなあま~い想像は彼女と付き合う前から皆無である。
俺は、10階建のマンションの7階にある彼女の部屋のカギ穴にカギをさす。
人の家にお邪魔しますも言わずにズガズカと入り込み、玄関から一番手前の部屋のドアノブに手をかけ勢いよく開ける。
布団にくるまり、今だ起きない芋虫状態になった自らの彼女を見下す。
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