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気付けば夏も終わり、俺たちは各自受験勉強を始めた。
俺の第一希望は
風沢北高等学校。
レベル高い難関校だ。
『おーいひろー。マジでカゼサワで良いのかよー。お前さ高校野球やらないつもりなの?』
こんなことを聞くのは野球のチームメイト、中山アキ。
『カゼサワだって、雑魚いけど野球ぐらいはできるって。笑』
『ちげーよそうじゃなくてさ。お前ならもっと名門行けるだろ?』
正直アキの言う通り、俺にとってはカゼサワの野球部は魅力などない。
ただ…それでよかった。
怖かった。
負けるのが。
野球はやらないつもりだったけど、カゼサワぐらいのレベルなら良いかなってことで一応やることにはした。
なんてったって
高校野球には女の子のマネージャーがいるんだからな!!笑
まぁ楽しくやる野球もしてみたいしね。笑
とゆーことで
受験勉強を経て見事合格を果たし、初めて風沢北高校の野球部を見に行くことになった。
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