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～出会い～
キーンコンカーンコーン。
授業終了の鐘がなって
俺の楽しみにしていた部活見学が始まった!
さてさて
どんな野球部なんだろう。
期待を膨らませグラウンドに向かった。
グラウンドに近づくにつれ
野球部の声が聞こえてきた。
『おっしゃー俺に任せろ!』
『いいねー!ナイスプレー!』
『おらぁ!もう一本いくぞ!』
『お願いします!!』
おぉーやってるねぇ。
予想していたヘタレ野球部とは違ってそれなりの練習にビックリした。
『意外と…良い雰囲気…。』
ぼーっと見ていると
後ろから声をかけられた。
『君、入部かね。』
小柄だけど、がっしりした体格のいかにも監督らしき人が立っていた。
『あっ、はっはい!入部のまえに見ておこうと思って。』
『そうか。ゆっくり見てくといい。』
そう言うと監督らしき人は
グラウンドに入り、どこかへいってしまった。
俺は一通りの練習を見て、今日は引き上げることにした。
『さぁて、とりあえず帰りますか。』
グラウンドを後にし、俺は本入部を待つことにした。
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