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これは朝から雨が降るわけだ…
村での挨拶回りの際、
ニーアの姿が見えなかったのは
このためだったのか。
ニーアの家は父が考古学者で
父はいつも忙しく、
ニーアは父の仕事関連の本を
読むこともあり、
そのせいからか、
ニーアは色んな事を
研究、調査するのが好きだった。
その時たまたま僕が彼女を助け
この能力に
興味を持たれることに
なってしまったのである。
ロベルト隊長はすぐさま
ニーアを僕の
知り合いと判断して
「この雨の中可哀想に…」
と言って馬車へと彼女を
招き入れた。
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