第2章 旅立ち

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これは朝から雨が降るわけだ… 村での挨拶回りの際、 ニーアの姿が見えなかったのは このためだったのか。 ニーアの家は父が考古学者で 父はいつも忙しく、 ニーアは父の仕事関連の本を 読むこともあり、 そのせいからか、 ニーアは色んな事を 研究、調査するのが好きだった。 その時たまたま僕が彼女を助け この能力に 興味を持たれることに なってしまったのである。 ロベルト隊長はすぐさま ニーアを僕の 知り合いと判断して 「この雨の中可哀想に…」 と言って馬車へと彼女を 招き入れた。
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