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Jan. 23/2xxx ()
今日の天気:大雪
ヤマダに頼んだのに何故かタカナシが来た。
何故か一緒に『首狩りのフェリシア』もいて、彼女曰く、『イルクーツク演習場で『ヌエ』に遭遇して、その後女の子の声が聞こえたと思ったら、急にタカナシさんがコックピットを飛び出した』とかなんとか。
なんと、てけとーに名付けた『サクラ』の名が本名と同じだったという奇跡。わーすごーい。
サクラは結局、間に合わなかった。
実験の時に打たれたヤクのせいか、何をしても体温は上がらず、タカナシが来てすぐに、タカナシの胸で逝った。
タカナシはその後、サクラの遺体を抱えて、乗ってたパイソンSCに乗り込んでどっか行った。
俺は、フェリシアさんのレスラインFSに載せてもらうことになった。明日には帰れる筈だ。
(以下、データ破損)
※付近で発見された備品や、本文内容から推測するに、当ファイルはクシャーナ陸軍第二情報課属、陸軍第八二三九HA小隊前隊長、ジャック"ケーニヒ"アレン大尉の所持品である可能性が高いが、付近で発見された、ワルキュリエカンパニー、レスラインFSフェリシア=エルブマン大尉機からは、フェリシア大尉と同様に遺留品すらも残っておらず、失踪事件に巻き込まれたものと断定され、捜査は終了している。
また、文中の当社小鳥遊克章大尉(イルクーツク第八次演習中に脱走、行方不明)には『左久良雪江』という姓名のガールフレンドが確かに存在している。
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