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押し殺した 涙声は
弱々しくも まだ震えて
ウソなんだと 笑いたいのに
最後の言葉がもう 消えない
二人で 話した夢 初めて繋いだ手も
ただ全てがひたすら
胸の奥 現実を締め付ける
あの日届いた 恋の魔法は
あなたの中できっと 消えたの
出逢ったあの頃の 夢を探す
意味の無いことだって 分かってる
もう少しだけ そばにいたいと
あのとき何故 そう言えなかったろう…
遮るようにも 聞こえた 四文字
言わないでと願ったのに…
歩き出した あたしの歩幅は
あの日よりも 不確かだけれど
覚束(オボツカ)ない 靴音に耳をすます
いつかまた笑い合い 逢えるかな
巡り巡る 幾重の時間は
それでもあたしの 宝物で
何一つ色褪せぬ 思い出だけ
この胸にそっとしまおう
この胸にそっとしまおう
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