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そんなとき…。 「大人気だな」 「あはは……そうですね」 寺子屋の本当の教師である、上白沢慧音が物置から出てくる。 「すまないな。こういった日にチョコは持ってこないようにとは言っているのだが…」 「そんなものですよ。オレが外にいた時もそうでしたから」 「それもそうだな…では、私からも1つどうかな?」 慧音は右手に持っていたものを影夜に差しだす。 それは綺麗に包装された直方体の入れ物。 中身はもちろんのものである。
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