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「いやいや、それにしても人望あるんじゃない？そんなに貰えるってことはサ」
「まぁ…そう、ですね」
「羨ましいねぇ。ところで絵里ちゃん、オレにチョコは無いのかい？」
「残念でしたー！私は今回誰にもあげる予定はありませーん」
絵里は目をギュッと瞑って下をベーっと出した。
凱は口を開けて大笑いした後、燃え尽きたような感じで下を向く。
影夜はいつもの光景だといった感じで２人を見ていた。
そんな３人の前に、１つの大きな影と２つ小さな影が現れる。
アリス・マーガトロイドと、上海人形、蓬莱人形である。
それに気づいたのか、はたまた偶然なのか、影夜の頭の上でグッスリと寝ていたソフィアも目を覚ました。
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