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バレンタインが嫌いな男性のタイプは大まかに２つ。
貰えなくて嫌いな人と、貰いすぎて嫌いな人だ。
前者から見れば後者はとても羨ましいだろう。
だが逆に、後者から見れば前者が羨ましいのだ。
その後者の思いは、前者の嫉妬をさらに深めてしまう。
そして影夜も、昨年までは欲しくもないのに気づけば目の前には大量のチョコがあった。
そう、いわゆる後者のタイプだ。
本人の性格上、受け取らないと相手に悪いのでとりあえず貰うのだが、処理に困ってしまうらしい。
そうして周りの男子からは嫉妬の目で見られてしまう。
さらにその上、処理に困るために近所にまで処理を頼む始末。
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