~第三章~

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その帰りの電車ではいつものようにムダ話を延々とした 最近のこととか 退院したらどうしよっかとか 結婚式の話とか 新婚旅行はどこに行こうかとか とにかくムダ話をね 降りる駅まであと1つって時に彼女は寝てしまった 最初は寝ただけだと思った いざ降りようと彼女を起こそうとしたが反応がない… 急いでおぶって電車を降りた 駅員のところに行き 休ませてもらいながらタクシーを呼んだ タクシーに乗り 病院に駆け込んだ そこでようやく 彼女の病名が発覚した
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