清楚な同居人

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「うぅ~あ゙ぢぃ"~」 第一声 被っていたタオルケットさえ暑い 早々にベッドから起き、Tシャツを着る…前に浴室へ シャーーー 朝一のシャワータイム ここまで読んでくれている女性の方は、自分の理想がシャワータイムな想像を ここまで読んでくれている男性の方は…まぁ、や ら な い か 的な? ………ごめんなさい 話を戻そう 「ぷぅ~」 寝汗も眠気もスッキリ流し、浴室をあとにし、冷蔵庫をガチャリと開け 「………ぷっはぁ~」 コップ一杯の麦茶を一気飲み、夏のよくある光景だろう 「…ぼちぼち起こすか」 もう1ヶ月近く起こす作業をしているが、実はちょっと起こすの苦手… 別に難しいワケじゃない、名前を呼べば目を覚ましてくれる…んだけど 「…昴」 「……ん」 そう…コレが苦手 なんとも艶めかしいこの声…嬉しい反面、ちょっと…ね? 「おはようございます、マス…きゃあぁぁぁ!」 「え?何?何事?」 今までなかったリアクションにちと焦る 「ふ、服を着てください!」 ありゃ… そういえばまだ服着てなかった…だって暑いんだもの! 「不潔です!」 「ちょ…そこまで言わなくても」 「は、早くソレを何とかしてください!」 目元を押さえながら、指差す昴 その先には…
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