清楚な同居人

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さぁ妄想タイムのはじまりはじまり 彼女は輝く白髪ロング、左目は前髪で隠れている、お胸と腰回りは美しい曲線を描いている。 そんな彼女がブカブカのYシャツ一枚で男のベッドの上… 下は、すらっと伸びた足がこれまた美しい脚線美を… 「とりあえず…ベッドから降りようか?」 昴は無言で頷き、ベッドから降り、ちょこんと正座する そんな昴にタオルケットをかける …さっきも言ったが、彼女は現在Yシャツ一枚、その下に本来は装着されているであろう布がある保証が、現在ない!ぶっちゃけ魅力的すぎる! …だが、今まで育ててきたのだ…娘のような感覚があるし、欲にまかせて…というのもどうかと思う。 それらが重なり、なんとか理性を保ち、せっかく保った理性を揺るがす可能性を排除するに至ったのである… 「…なんでこんなことを?」 「…えっと…あの…」 一言で言えば 「あんな本を見せてしまった俺が悪い!」 これに尽きるだろう 昴は好奇心旺盛に育てた。故に今まで様々な習い事や趣味、仕事に普段の勉強にも非常に積極的だった 今回に限り、それが裏目に出てしまった… 寝る前にクギをさしたものの、好奇心が抑えきれずに実践してみようと思ったのだろう 「とりあえず、部屋に戻って寝なさい」 「…はい」 俯き、ゆっくり部屋を出ようとする昴 「…昴」 そんな昴を呼び止め 「…別に怒ってないから」 一転、昴の顔に笑みが浮かぶ 「ゆっくり寝なよ、おやすみ」 「はい!おやすみなさい」 明日はハカセのラボ…昴と初めて会って以来か なんだか緊張してきたな そしていつの間にか瞼は閉じていた
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