司がウチに来る前

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マスターとリビングに移動し、向かい合って座る 「お話って何でしょう」 「うん、さっきの電話なんだけど」 私もマイロイドとして成長し、マスターもマイロイドマスターとして経験を多く積んだ …そこでもう一人マイロイドを育ててみないかと、ハカセに言われたそうです 「二人目を迎えるなら、たぶん昴と過ごす時間のほうが長いと思うんだ…だから」 私は即答しました 「私は構いません」 ちょっと驚くマスター マイロイドを育てる…それはなかなか大変な事だと、マスターは私に話してくれました 「大丈夫です」 またも即答 私で相当頑張ったのか、マスターはあまり乗り気ではないようです…が 「私なら本当に大丈夫ですから」 私の答えは変わりません 「…わかった、じゃあ明日ハカセに電話しとく」 そして、ハカセに言われていた「名前と、関係設定」を決める話しになります 名前は司…私の妹 マスターは「昴の答えは自分の答え」と言って、とんとん拍子で決まっていき、全て決まってから互いに部屋に戻りました ―昴の部屋― (…どんなコなのかな) 私は楽しみで楽しみでなかなか寝つけませんでした ―マスターの部屋― (…もっと時間に余裕もてるよう、転職も考えなきゃいけないかな~) なんて考えてたら寝つけなくなっちゃった
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