司の成長、昴の成長、清楚組との出会い

8/10
前へ
/255ページ
次へ
「ゔ~頭痛い…」 「ボクもさすがにしんどいかも…」 「私も…少し気分が」 月見から酒宴、そして狂乱の宴へと発展したため一同グロッキー状態 会社に体調不良を訴えたら、快く休みをくれたのを考えると、相当ヤバいのだろう 「昴、司、今日は休もう」 「うん」 「そうですね」 ふらつきつつ部屋に向かう二人…やっぱり司は昴の部屋へ行ったな 「…寝よう」 ばふっ 投げ出すようにベッドに倒れ込む ………… 「まぁ、紹介といっても案内だけだけどね~」 「あ、そうなんですか?」 「うん、ココだよ」 表現としては「学校の教室」が適切な感じのとこだな… 「き、緊張してしまいますね」 「…ボクも」 一同緊張の面もちで扉を開くと 『レッツパァァァァリィィィィィ!!』 ピシャ! うん、部屋を間違えたんだな、きっとそうだ 「間違っておられませんよ」 「うぉう!」 「ありゃ?サーバたんなんでココに?」 「ちょっと見に来ちゃいました♪」 緑の髪に鯖?のヘアピンが特徴的な女の子 「あ、紹介するね」 彼女の名前は『サーバ』 AMBの事業全般を橋渡しする超重要な役目を持つ存在なようだ そんな激務を担っているため、時折ダウンしてしまうらしい 「なるべく倒れないよう努めさせていただきますので」 …なんて健気な 「では、これで」 彼女はそう言い残し去っていった…直後 ガラッ! 「ご新規さん?」 「は…はじめまして」 「はじめまして、falcです。呼びにくかったらfと呼んでください」 こうして清楚マスターが集まる部屋に度々、出入りすることになった
/255ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加