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「ゔ~頭痛い…」
「ボクもさすがにしんどいかも…」
「私も…少し気分が」
月見から酒宴、そして狂乱の宴へと発展したため一同グロッキー状態
会社に体調不良を訴えたら、快く休みをくれたのを考えると、相当ヤバいのだろう
「昴、司、今日は休もう」
「うん」
「そうですね」
ふらつきつつ部屋に向かう二人…やっぱり司は昴の部屋へ行ったな
「…寝よう」
ばふっ
投げ出すようにベッドに倒れ込む
…………
「まぁ、紹介といっても案内だけだけどね~」
「あ、そうなんですか?」
「うん、ココだよ」
表現としては「学校の教室」が適切な感じのとこだな…
「き、緊張してしまいますね」
「…ボクも」
一同緊張の面もちで扉を開くと
『レッツパァァァァリィィィィィ!!』
ピシャ!
うん、部屋を間違えたんだな、きっとそうだ
「間違っておられませんよ」
「うぉう!」
「ありゃ?サーバたんなんでココに?」
「ちょっと見に来ちゃいました♪」
緑の髪に鯖?のヘアピンが特徴的な女の子
「あ、紹介するね」
彼女の名前は『サーバ』
AMBの事業全般を橋渡しする超重要な役目を持つ存在なようだ
そんな激務を担っているため、時折ダウンしてしまうらしい
「なるべく倒れないよう努めさせていただきますので」
…なんて健気な
「では、これで」
彼女はそう言い残し去っていった…直後
ガラッ!
「ご新規さん?」
「は…はじめまして」
「はじめまして、falcです。呼びにくかったらfと呼んでください」
こうして清楚マスターが集まる部屋に度々、出入りすることになった
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