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この中で私は、
「こゆき」と名乗っている。
他の人もそう。
それぞれハンドルネームを名乗って、
その場しのぎの会話をして、現実社会から離れている。
それぞれいろんな悩みや不安、ストレスを抱えていて
ここにいるあいだは、架空の自分になりきって会話をする。
会話と言っても、声が聞こえるわけでもない。
文字での会話。
だから感情を伝えるのが難しい。
こっちはそんなつもりじゃなくても、誤解を招くことだってある。
だけど、顔が見えないから
声が聞こえないから、
本音で会話が出来る。
こゆき:今日は人数少ない?
ゆう:一時間位前は結構いたんだけどね。やっぱり月曜日だから早く落ちてしまったよ>こゆき
こゆき:そっか。そうだよね。やっぱり次の日の事とか考えちゃうもん(>_<)>ゆう
こゆき:ゆうはまだ平気?
ゆう:なに?時間?>こゆき
こゆき:そう。だってもうすぐ日付変わるし>ゆう
ゆう:心配してくれるの? 大丈夫!明日休みなのよ(^o^)>こゆき学者:私は仕事ですよ。
こゆき:羨まし~>ゆう って学者、ロムってたの?
学者:お二人の会話が楽しそうだったので、拝見してました。
ゆう:入ってこいよ!>学者
こゆき:そうだよ!みんなで話した方が楽しい(^o^)
学者:いや、見てるだけでも参加しているのです。
ひなた:ども。
ゆう:ひなた!!久しぶりっ!
学者:お久しぶりですね。ひなた君。
ひなた:存在だけアピールしにきました。
こゆき:こんばんは。初めまして>ひなた
ゆう:存在アピールって…?
学者:忘れられない為って事ですな。
ひなた:はじめまして。>こゆき
ひなた:見てるだけだとつまらないので、一言だけでも。
ゆう:覗き見してたんだな!(-_-)>ひなた
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