一章

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大学では、刑法や民法を専行した。そのうち、刑事に興味を持ち、バイトで稼いだ資金で警察学校に編入。卒業後、所轄に就任した。 所轄に勤務をしながら、国家試験と昇級試験を乗り越え、念願の警視庁に配属されたといえる。 弁護士や検事にも興味はあったのだが、現場を任される刑事が一番性にあっていると思ったこともある。 そのまま、二十九歳の現在に至るまで刑事として生業を立てている。 赤石は、残念ながら未婚だ。 事件好き、仕事が恋人なので、彼女はいない。
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